5月23日の日本経済新聞朝刊に、前田建設の自転車通勤制度に関する記事が掲載されていました。
ゼネコン準大手の前田建設工業は、環境対応策の一環で2010年2月から自転車通勤制度を導入し、今年3月の大震災を受けて注目度が高まり、制度利用者数が増えているそうです。
自転車通勤制度の内容は次のとおりです。
① 会社や自宅の最寄り駅から2キロ以上10キロ程度の範囲が対象
② 駐輪場の代金や保険費用、悪天候時の交通費などを含め、月額4,000円支給
③ 「運転時の携帯電話使用や飲酒運転をしない」と明記された誓約書を提出
自転車通勤は多くのメリットがあり制度を創設する意義はありますが、下記に列挙するデメリットもありますので、制度を導入される際には慎重にご検討ください。
<メリット>
・社員の運動不足が解消できる
・社員は電車通勤のストレスを感じることがない
・誰にも邪魔されずに考える時間が持て、よいアイデアが浮かびやすい(林主任の意見)
・震災が起きた際、交通機関運行の乱れを気にせず、帰宅できる
・今年の夏の計画停電による交通機関運行の乱れに影響されない
・環境負荷の低減につながる
<デメリット>
・自動車通勤同様、事故のリスクは加害者、被害者になる可能性がある)は避けられない
・自転車を盗難される可能性がある
・保険加入の義務、禁止事項、申請要件などを記載した規程を作成する必要がある
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